ペットボトルワインはなぜ受け入れられないのか?その理由を探った!

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一時期、ペットボトルに入ったワインが注目されました。

今もなお、ペットボトルワインが市場に出回っているところを見かけますが、なかなか浸透することはないようです。

実際、エコの観点からもペットボトルのワインは注目されていましたし、輸送についても簡単だからといったかたちで注目されていたはずです。

なぜ、ペットボトルのワインはあまり浸透しないのか、その理由について考えていきましょう。

ペットボトルワインのメリットは?

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ペットボトルワインは、古くから大手ワインメーカーが提供しており、今でも市場に出回っています。

さらに、一時期はボージョレ・ヌーヴォーはペットボトルといったかたちで販売されていた時期もあるなど、そこまで非日常的なかたちではないところが特徴です。

ペットボトルのメリットは、なんと言ってもガラス瓶ではないことから割れないといったところにあります。

何かしらの衝動で落としてしまう危険もありませんし、ガラス瓶よりもずっと軽量であることから持ち運びもしやすいといったメリットがあるでしょう。

さらに、ペットボトルはコルクが使用できませんが、密閉性の高いスクリューキャップでの保存が可能です。長期的な保存がしやすく、軽いため輸送時にもコストを削減できるといったメリットがあります。

これだけメリットが多いペットボトルワインなのですが、なぜ全く浸透しないのでしょうか。

ペットボトルワインはデメリットが多い

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ペットボトルワインが、なかなか浸透しない理由はデメリットが多いとおいったところにあります。

上記のようにメリットも多少あるものの、ガラス瓶と違ってにおいがうつるといった懸念があるようです。

実際、どこまでにおいが入ってしまうのか不明ですが、ガラス瓶と比較するとなんとなくペットボトル特有のにおいがワインに混入してしまうのではないかといった懸念があるようです。

事実、ワインは15%のほどのアルコールを含んでいることから、長期的にペットボトルで保管していた場合は何らかの影響が出るかもしれません。

安全性の高いペットボトルを使用すれば良いかもしれませんが、世界中のメーカーが品質維持できるかも不明です。

また、熟成をさせるのが難しいところや、ペットボトルワイン自体を製造するための設備投資に莫大なお金がかかってしまうところも問題でしょう。

大規模なメーカーであれば工場設備などを整えられますが、一般的な小規模生産者の場合、ペットボトルを全てのワインに対応させることはかなり非現実的です。

また、ペットボトルによる何らかの悪影響を考えると、大量に長期的に保存しておくにもリスクがあります。

さらに、ガラス瓶のように割れにくい一方で穴があきやすいため、結果的に運搬中に何らかの問題が発生する可能性があるといったところです。

ワインのメリットがない

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ペットボトルワインがなかなか浸透しない最大の理由は、やはりワインとしてのメリットがほとんどないといったところかもしれません。

私たちがワインを飲む時、どんなシチュエーションで飲んでいるか想像すると良いでしょう。

ワインを大量消費しているヨーロッパの一部の国であれば、ワインは日常的なものなので良いですが、多くの国は特別なものとしてワインを取り扱っています。

日本でのワイン消費量は1年間に3から4本と言われており、多くが記念日やクリスマス、正月などです。

その時、ペットボトルワインだったらと思うと悲しい気持ちになってしまうのではないでしょうか。また、1本数千円から数万円するワインがペットボトルであるといった部分も微妙です。

ワインの文化が壊れてしまうなど、ワインだけはどうしてもガラス瓶でないと受け入れられないというのが、リアルなところではないでしょうか。