ワイン初心者がワイン会に行く前に!これを守るとより楽しめます!
ワインを選ぶ上で大切にしているポイントがあるとしたら、どんなところでしょうか。
ひとつは、やはり味わいの良さですしブドウ品種、コスパ、生産者といったところかもしれません。
一方、ワインを食事合わせるために購入したいと考えている方も多いはずです。
幅広いペアリングに合わせられるワインは、フードフレンドリーなワインと呼ばれていますが、一体どんなワインなのでしょうか。
ここでは、フードフレンドリーなワインについて考えていきましょう。
料理に合うワインとは?
ワインを選ぶ上で、料理とのペアリングを強く意識される方は多いはずです。
何らかの食事を考えた時、何も考えずにワインを選んでしまうと大失敗してしまうことがあります。
とくに、フルボディの赤ワインを購入してきたものの、その日の食事がサバの塩焼きだった場合はかなり厳しいペアリングになる可能性があるでしょう。
何らかの工夫をすればそこまで喧嘩するペアリングではありませんが、どう考えても日本酒かビール、焼酎と合わせた方が良い結果を得られることは明白です。
しかし、食事にワインを合わせるといった場合、かなり限られた選択肢になりますし、ワインによっては特定の食事でないとペアリングが難しくなることもあります。
料理に合うワインを選ぶ場合、どういったワインを選ぶべきなのでしょうか。
フードフレンドリーなワインとは?
料理に合わせやすいワインを選ぶ上で、ポイントになってくるのがフードフレンドリーなワインです。
フードフレンドリーなワインとは、簡単に言えば幅広いペアリングを楽しめるワインとなります。
もちろん、世の中に存在する全ての食事にぴったりと合わせられるワインは存在しませんが、フードフレンドリーなワインはある程度、さまざまな食事と合わせられるといった意味で使用されているようです。
例えば、日本人であれば魚介類をよく食べますし、ファストフードでなければそこまで油っぽいジャンクな食事をすることは少ないでしょう。
揚げ物といってもコロッケやメンチカツ、とんかつ、天ぷらといった具合でレモンをかけてさっぱりと食べる、または複雑な風味のソースをかける、具材の味をしっかりと味わうものが多いかもしれません。
肉類も鶏肉や豚肉が多く、クセのある風味の食材はあまり使わない傾向です。
そうなると、やはりフードフレンドリーなワインを1から2本用意しておけば、そこまで頭を悩ませることなくフードペアリングが楽しめるわけです。
フードフレンドリーなワインの選び方
フードフレンドリーのワインと一口に言っても、さまざまな種類があります。
そのため、どれを選ぶべきかわからないはずです。もし、和食を中心とした日本人らしい食卓を演出するのであれば、白ワインを中心に選びます。
さらに、ポイントは柑橘のニュアンスやハーブのニュアンスが強く、酸味も豊富でミネラル感のあるものを選んでみましょう。
山のワインと称されるようなイタリア北東部、ドイツ、フランスで言えば北部のワインがとくにおすすめです。
冷涼産地の白ワインは爽やかで酸味が豊富、ミネラルもあるため、非常に幅広い料理と合わせやすい傾向にあります。
癖があまりないサッパリとしたタイプで、塩とよく合う塩味も持ち合わせているため、幅広い料理と非常によく合います。
日本食であれば塩を振るだけの白身魚のお刺身との相性も抜群なので、日常使いできます。
ぜひ、フードフレンドリーなワインで楽しい毎日を過ごしてみてはいかがでしょうか。