ワインファンがなぜワインにハマッてしまうのか?そのきっかけとは?

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ワイン好きが集うワイン会において、最初は参加者皆が緊張を隠せないものの、ワインを飲み出すと不思議と距離が縮まり仲良くなっているといった現象がよくおきます。

ワインは人と人をつなぐ重要なお酒であり、これから先もそういった存在であり続けることでしょう。

さて、ワイン会に集う方の中にはプロも多いですが、そもそもなぜワインにハマッてしまったのでしょうか。

ワインにハマッてしまったという方の、そのきっかけについてまとめました。

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美味しいワインに出会った

ワインにハマる人たちには、それぞれ特別なエピソードがあります。

なんとなく人生を歩んでいたらワインが好きになったという方もいますが、ワイン愛好家になるレベルになってしまう方は、何かセンセーショナルな体験を必ずしているはずです。

そんなワイン体験の中でも多いのが、やはり美味しいワインに出会ってしまったというエピソードでしょう。

今までなんとなくレストランでワインを飲んでいた、自宅でワインを飲んでいたというような、“数あるお酒の中でなんとなく今日はワインを選んだ”といったかたちで飲んでいたはずです。

しかし、ある日特別なシチュエーションで飲んだワインが、今まで自分が飲んでいたそれとは次元の違う美味しさ。こんなおいしいお酒が世の中にあるのか、その衝撃でワインを深掘りしてしまうといったケースが多いようです。

とくに昔の方はロマネコンティやボルドー1級などが飲める機会が多かったようで、その衝撃からワインにハマッていったと言われています。

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パズルのようで面白い

ワインが好きになる方には、さまざまなタイプがいます。

美食という意味でワインを選んだらペアリングとして面白かった、ワイナリーという存在が好きで旅行ついでに楽しめるといった意味で好きになる、仕事としてお酒を扱う場所で働いたら好きになっていたなどです。

また、意外に多いのがワインの勉強を始めたら急にワインが好きになったという方が意外に多いところでしょう。

全くワインについて知らなかった時、ボルドーだブルゴーニュだ、シャンパーニュだと聞いても、なんとなくありがたいイメージでピンとこなかったかもしれません。

しかし、ワインの勉強をするとなぜボルドーが素晴らしいのか、ブルゴーニュがなぜ面白いのか、そしてよく耳にする品種や地域による酒質の違いなど、今まで漠然と受け流していた情報がパズルのように理解できるといったところで、ワインにハマッてしまうのです。

答えがなく、さらに知識も深掘りすればするほどに深いのお酒がワインであり、実際に生産者よりもワインが詳しい人が多い希有な世界と言えます。

これもまた、ワインが魅力溢れるお酒であるひとつの理由ではないでしょうか。

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違いがありすぎて楽しい

ワインを飲む人は、お酒における浮気性と言われています。

もちろん、対人間のことではなく、良い意味でお酒の銘柄に固執しないといった意味です。ワインは、同じ品種を使っても全く違うようなお酒ができることで知られており、産地はもちろんヴィンテージ、生産者、ブレンドなどで大きな差が出ます。

仕込み、醸造方法によっても変わってきますし、なぜここまで同じ品種で違うのか不思議になるほどです。それがワインの魅力でもあるのです。

さらに、世界中でとんでもない種類のワインがあり、同じ銘柄を探すのすら大変といった特徴もあるでしょう。

今日はどこの国のどこのワイン、料理に合わせてこんなワインと毎回ワインを選んでいても一生飲み切れることはありません。

何となくどれも同じ味、そういったお酒ではないところも多くの人たちの気持ちを掴んで離さないポイントなのではないでしょうか。