秋の夜長に楽しむ!コクうまボルドーワイン!!

ボルドーワイン

<今夜使えるワインネタ①>

「え⁈ 男女で好まれるワインって違うの?」

あなたは好まれるワインに男女差があるのをご存知ですか? 実は圧倒的に男性はボルドーなどのどっしり系の赤ワイン。女性は華やか系の白ワイン。華やかって? お花やフルーツを連想するような香り高いワインです。他にも、シャンパーニュをはじめとする繊細な泡が立ち上るスパークリングもお好き。やはり女性は芳醇な香りや優雅でおしゃれなイメージを大切にする生きものです。男性諸君はよく覚えていて下さいね。

今回は秋深まる今「ボルドーワイン」のお話をしましょう! ところであなた、この人恋しくなるような季節に……ふと赤ワインが飲みたくなりませんか? 嗅覚や味覚も夏からこの晩秋に向けて、好みが変わってきますね。さっぱりしたものからコクのあるものへ。カラーにしてもそうですね、晩秋のニュアンスのあるボルドー色。ほら、あなたも飲みたくなったでしょう? その色合いの濃さ、秋の味覚に相応しい深みのある香り、口に含んでからの長い長い余韻───

と……その前に、覚えて欲しいブドウ品種はたったの2つ!

●「カベルネ・ソーヴィニヨン」……深みのあう色合いと皮が厚いため、しっかりとした渋味が特徴で、重厚で飲みごたえのあるワインになります。
●「メルロ」……プルーンのような熟した果物の香り。カベルネ・ソーヴィニョンと比べて酸味や渋味は少なく、芳醇でまろやかな味わいです。

<今夜使えるワインネタ②>

「ボルドーワインのイケてる選び方♪」

ボルドー地方ではジロンド川とその上流のドルドーニュ川の右を「右岸」、ジロンド川とその上流のガロンヌ川の左を「左岸」と呼びます(※ちなみに川の上流から下流を向いて右、左)実は、右岸と左岸では違う土壌。「右岸」=メルロ主体、「左岸」=カベルネ・ソーヴィニヨン主体でワインの傾向が違ってきます。右岸は渋みが少なく、エレガントで女性的な味わいのワイン。左岸は渋みがしっかりして重厚で男性的な味わいのワインに。女性はタンニンが苦手な方が多いので、ボルドー右岸ワインを勧めてあげると飲みやすくなるので、大変喜ばれますよ♪

そして、レストランやワインショップなどで「ボルドーのカベルネ・ソーヴィニヨンでお勧めありますか?」と訊ねるのではなく。「ボルドーの左岸のものでお勧めを」などとソムリエに告げるとかなりツウに見られますよ~是非お試しあれ!

<今夜使えるワインネタ③>

「ドン引きワイン?(笑) 渋々ワインをまろやかにする方法!」

ところで、あなたはこんな体験はないですか?「超、渋々~!!」ドン引きしちゃうほどのワインだとしても、どうか捨てたりしないで~! そんなときは2~3日後再チャレンジ。あら? 別物みたいにまろやかに♡


それでも飲みづらかったら? 実は本来、ワインは単独で飲む物ではないんです。そこでペアリング! お勧めなのはブラックチョコレート……え?!(笑) しかも赤ワインと同じで夏場はチョコレートの消費が落ち込みがち。ここで復活です♪ ところで、チョコレートと言っても「ミルクチョコレート」や「ホワイトチョコレート」ではないの。カカオが70%以上のもので! 家から3分、コンビニでも買える手軽さ。フォークもナイフも要りません(笑) ワインとブラックチョコレートとの出逢い……香ばしい薫り、なめらかなくちどけ、ほろ苦さと豊かなコク。んもう、最高マリアージュです♡

あなたも今夜、お試し下さいね!

(Wine Life専属ライターY)