ワインはダイエットに向くか?糖質などを紹介!
ワインを飲む上で、「糖質が多いから太るのではないか?」といった心配をされる方も多いようです。
事実、ワインの原料はブドウであり、そのブドウには多くの糖分が含まれているため太るようなイメージを抱く方も多いのではないでしょうか。
しかし、本当にワインを飲むと太ってしまうのでしょうか。
ここでは、ワインは太るのか、さらにダイエットを気にされる方の上手な飲み方をお伝えしていきます。
ワインの糖質は?
ワインが太るといったイメージは、おそらくその果実の香りやまろやかな口当たりが関連しています。
とくに白ワインはフルーティーな香りを持ち、風味もどことなく甘い印象があるため、白ワインを多く飲むとあっという間に太ってしまう、といった悪印象を与えているようです。
しかし、約100mlの糖質量を見てみると、赤ワインは1.5g、白ワインは約2.0gということで、そこまで高いとは言い切れない数字であることがわかります。
例えば、日本酒の純米酒だった場合は100mlで3.5g以上であり、発泡酒やビールも近しい数字でワインよりも高いことで知られています。
これだけの数字を見れば、ワインを飲んだからといって太るといったイメージに繋げられないのではないでしょうか。
辛口ワインを選べばひとまず安心
ちなみに、ロゼワインは100mlで糖質が約4.0gと試算されていますが、日本におけるロゼワインは甘いタイプが出回っているため、一体どういったロゼワインを選ぶべきかによって糖質量は変わります。
そもそも、ダイエットにおけるワイン選びをする上で大切になってくるのは、「辛口ワイン」を選ぶといったことです。
ワインは、ブドウを原料にアルコール発酵を経たお酒ですが、辛口ワインはその酵母がブドウの糖分を完全に使い切ってしまうタイプのワインになります。
例えば、原料ブドウに酵母を添加することで、酵母がその糖分を全て使い切った上でアルコール度数11から15%程度のお酒ができあがる流れです。
仮に、一般的なブドウジュースの糖質量を見てみると100mlで14g以上もありますが、この糖分をほとんど使い切ったお酒がワインと考えるとヘルシーであることが理解できるのではないでしょうか。
逆に、ワインであっても糖分を残した甘口ワインを選べば、さらに糖質が増えることは間違いありません。
極甘口ワインなどは、通常のブドウよりさらに糖度を上げて造られているため、結果的に糖質自体は高まります。
糖質を気にしてワインを飲みたいといった方は、まず辛口ワインを選ぶように心がけてください。
糖質を気にするならこの飲み方!
ダイエットを目的にワインを楽しみたいという方もいるでしょう。
上記でもお伝えしているように、糖質を気にされるのであれば辛口ワインがおすすめです。
しかし、一方でスパークリングワインであれば、ブリュットナチューレなど極辛口といったタイプを選ぶことをおすすめします。
これは、ドザージュと呼ばれる糖分添加が行われていないため、ワイン自体の残糖分がゼロといったワインです。
かなりの辛口タイプとなっており、さらに美味しく品質が高いため糖質を気にされる方にとっては魅力的なワインと言えるのではないでしょうか。
また、ワインにどれだけ気をつけても糖質の多いおつまみをチョイスしていれば意味がありません。
バターたっぷり、クリームたっぷり、脂肪分たっぷりの肉と大量のパンやパスタ。
これでは、ワインをどれだけヘルシーにしても意味がないでしょう。そこでおすすしたいのが、プロセスチーズです。チーズは糖質が非常に高いイメージを持ちますが、1個なんと1gにも満たない糖質であり、明らかにヘルシーです。
さらにタンパク質も豊富であることから、ダイエットをしている方にはもってこいと言えるでしょう。
糖質がどうしても気になるといった方は、ぜひこれら飲み方を意識してみてください。