クリスマスに輸入スパークリングワインではない選択も!どんなワイン選びが面白い?

クリスマスにワインを選ぶ際、どのようなワインを選ぶべきか悩んでしまう方も多いはずです。
とくにクリスマスはボージョレ・ヌーヴォー時期以上にワインが売れる時期とも言われており、中でもスパークリングワインはこの日のためにあると言っても過言ではない存在でしょう。
しかし、ただいたずらにスパークリングワインを購入するのでは失敗する可能性もあります。クリスマス時期に購入するなら、どのようなワインが良いか考えていきましょう。
クリスマス=スパークリングワインでなくても良い
スパークリングワインと聞いて、私たちはお祝い事をイメージします。スパークリングワインは華やかな席に欠かすことができない存在であり、だからこクリスマス時期には多くのスパークリングワインが市場に並びます。
さて、クリスマスシーズンになるとスパークリングワイン需要が急激に高まるため、選ばれるワインのほとんどはスパークリングワインです。
しかし、あえてスパークリングワインを購入しないといった方法もひとつでしょう。
1杯目はクラフトビール、またスパークリング日本酒も面白いもしれません。そもそも、チキンやパエリア、オードブルには辛口のスティルワインがよく合います。
スパークリングワインは万能ワインですがお腹にたまりやすく、また飲み口が良いためペアリングというよりもビール感覚で消化してしまう方も多いのが実情です。
あえて、料理とのペアリングを考えた上でスパークリングワインを外してみるのも良いかもしれません。
産地別で持ち合う
クリスマスパーティーということで、ワイン好きたちと楽しいクリスマスシーズンを過ごされる方もいるでしょう。
その際、とりあえず自由に持ち寄りといったかたちでワインを決めると、おそらくテーブルがスパークリングだらけになる可能性があります。
それはそれで盛り上がりますが、せっかくなので産地別でワインを持ち寄ってみるのも面白いのではないでしょうか。
普段のワイン会であれば、個人がおすすめするワインを持ち寄るといったケースが多くなるでしょうが、クリスマスであれば冒険しても誰も文句は言いません。
品種を縛っても良いですし、この日ばかりは誰がどんなワインを持ち寄ったのか、ブラインドしながら当てたゲームをすると盛り上がるのではないでしょうか。
日本ワインでクリスマス
日本ワインが近年人気ですが、クリスマスにこそ揃えてみることをおすすめします。
日本ワインと一口に言っても数多くの種類が存在しますが、基本的にどれも繊細で料理の邪魔をしないエレガントな仕上がりになります。
輸入ワインのような強さや華やかさとは違う方向性ですが、比較的料理とのペアリングを楽しみやすい存在です。
私たち日本人のクリスマスというと、全ての料理が洋風でないケースもあります。和惣菜が用意されたり、場合によってはすき焼きや寿司といった選択をする方もいるでしょう。
しかし、なぜかクリスマスだけはワイン、さらに輸入ワインといった選択がメインであることから、実際にペアリングがギクシャクする恐れがあります。
一方、日本ワインであれば和のテイストが組み込まれたクリスマスメニューでも難なくこなしますし、寿司や刺身などには完璧に合います。
日本ワインは正直あまり飲まないといった方だからこそ、日本ワインをクリスマスシーズンにチョイスしてみても良いのではないでしょうか。