じつは最高の相性!ハンバーガーとワインのペアリングとは!?

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カジュアルに楽しめる食事のひとつが、ハンバーガー。

ワイン好きの方の中にも、“たまに食べたくなる!”といった声が多く、ややジャンクな印象ながらかぶりつきたくなる衝動にかられる方は数多くいるはずです。

一方、ワイン好きの方であればワインとハンバーガーを合わせたくなってしまうもの。

じつは、ハンバーガーと相性抜群の食事として知られています。本記事では、ワインとハンバーガーのペアリングについて考えていきたいと思います。

格を気にしすぎると楽しくない

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私たち日本人にとってハンバーガーとはどういった存在なのでしょうか。

人によってはおやつ感覚で食べるものだったり学生が好きな食べ物だったり、大手チェーン店が展開する高級ではない食事だったり、“大の大人がひとつの食事として食べるものではない”といったイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

たしかに日本人にとってハンバーガーは大手チェーン店のカジュアルな食事といったイメージがあり、レストランで食べるようなもの、ましてやワインとのペアリングなんて考えられないといった方もいるかもしれません。

ワインと食事のペアリングの基本として、格を合わせるといった理論がありますが、たしかにそれには合わない可能性はあるでしょう。しかし、どうでしょうか。

近頃では、数千円を超える高級ハンバーガーがあったり、そもそもパンと肉、さらに野菜といったサンドウィッチのようなスタイルの食事であるハンバーガーです。極端な話、海鮮丼とワインと考えた時、ワインと合わせやすそうなのはどちらになるでしょうか。

ワインを楽しむためには、まず古くから言われている理論はなくしましょう。ワインとハンバーガーは、本当に合うのですから。

スパイシーなイタリアワインがおすすめ!

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ワインをハンバーガーに合わせるとなった時、多くの方はアメリカのワインに合わせれば良い相性を示すと考えるでしょう。

カリフォルニア系のワインがアメリカワインの代表格ですが、たしかにイメージ的には果実味たっぷりでアルコール度数も高い、まるで果実爆弾を飲んでいるようなジュースワインを彷彿とさせます。

しかし、ハンバーガーを考えましょう。シンプルなバンズはさりげなく香ばしくごまの風味があります。

さらにパテはジューシーな牛肉が使われており、ブラックペッパーなどスパイスがたっぷりとまぶされているでしょう。

さらに、野菜と言えばトマトやレタス、さらにやや酸味のあるピクルスも使われ、ソースも甘辛さと酸味をもたらすものが使用されています。

ただ甘いだけ、果実味たっぷりといったワインと合わせてしまっては、ハンバーガーの繊細な味わいが楽しめません。

そこでおすすめなのがスパイシーなイタリアワインです。中でもキャンテイのような酸味と果実味のバランスが良く、スパイシーな風味のする赤ワインはハンバーガーと最高の相性を示します。トマトとの相性も良いですし、イタリアと言えば赤身肉。

これ以上ない、最高のペアリングを楽しむことができるはずです。

間違いないのはロゼ!

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野菜、肉、バンズ、様々な風味。これがハンバーガーの味わいを構成します。しかし、ハンバーガーといっても鶏肉や豚肉、魚介、コロッケなど幅広い食材が使用されることがあり、その都度にワインを揃えていたのではキリがないでしょう。

そこで、おすすめしたいのがロゼワインです。

ロゼワインは、脂肪分が多すぎる食材や出汁の効きすぎたつゆには合いにくい部分があるものの、ハンバーガーに使用されるような食材との相性が抜群です。

個性が強すぎず、幅広い食材の邪魔をしないその味わいはハンバーガーにぴったりです。

ハンバーガーとフードペアリングを楽しみたい時は、迷わずにロゼワインを選んでみてはいかがでしょうか。