ワイン会に参加した時、関係者との会話の注意点とは?

ワイン会に参加する際、生産者や関係者、ソムリエなどと会話する機会も出てくるかもしれません。

また、ホストの方が注いだワインを楽しむなど、誰かとワインの話をする機会も多くあります。

そんな時、できるだけ会話のマナーを守った上でそういった関係者と話をしたいところです。

本記事では、ワイン会に参加した際、関係者と話をする際に注意したいポイントをお伝えしていきたいと思います。

うんちくを押し付けない

ワイン関係者2

ワイン会に参加する人は、ワインにとても詳しい人もいれば、初心者まで幅広く存在しています。

そのため、ワインを提供する生産者などもワインについて詳しく説明してくれることでしょう。

さて、そんな時に気をつけたいのが、ワインに詳しい人の対応です。ワインに詳しくなると、なぜこの品種でこういったワインなのか、本来はこういった香りがする…など、ワインについて語りたくなってしまいます。

そのため、ワインを飲んだ時に、「この品種だったらもっと香りが出せるはずだ」とか「このワインをフランスで飲んだ時は、もっとシャープな切れ味があったのに」など、下手なうんちくを伝えないようにしましょう。

仮にそれが当たっていても関係者も困惑しますし、周囲の人たちも引いてしまいます。

どうしても伝えたいのであれば、こっそりと話せばよいだけですので、これ見よがしにアピールするのは避けましょう。

口に合わないはナシ

ワイン関係者1

ワインを楽しむ際の暗黙の了解ですが、ネガティブな表現はできるだけ避けるというのがマナーです。

もちろん、品評会などであって、率直な意見を伝えるべき会であれば別ですが、一般的なワイン会だった場合、こういった行為をするのはマナー違反と考えられます。

相当美味しくないワインというのはあまりないですが、一部ヴァンナチュールの生産者の場合、かなり危険なワインも存在しています。

こういった際、イヤな顔をしたり、マズいというのではなく、「ファンキーですね」など、できるだけポジティブな会話にしていきましょう。

余計なことを伝えても生産者や関係者が困りますし、そういった人たちはこれを良しとしています。

自分だけの感覚で押し付けないよう、できるだけ理解できるような態度をとることをおすすめします。

会話を引き出す

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うんちくは論外ですが、そのワインの魅力を知りたいといった質問はよいでしょう。

とくに生産者と話す場合、思いを込めてつくられているワインなので、ただ美味しいとか無言で去ることはもったいないことです。

使用されているブドウやヴィンテージ、また何らかの特徴など、そのワイナリーが持っているポイントや強みをしっかりと聞き出してみましょう。

これは、生産者ではなくホストやソムリエへの質問でも同様ですし、「ワインを積極的に味わおうとしてくれている」といったポジティブな印象を与えることができるでしょう。

占拠しない

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ワイン会に限ったことではありませんが、とあるブースが気に入ったからといって、その場所を占拠し続けないことが大切です。

関係者と話に夢中になってしまうと、ついついそのブースを塞いでしまうことがあります。

数人そのブースに関係者がおり、そのうちの一人と話して席を外しているのであればいいのですが、人数が少なく忙しそうな時にアプローチするのは、やや面倒な人間だと思われてしまうでしょう。

もちろん、気になる異性がいたからといって占拠するような行動も迷惑です。

あくまでスマートに、よい情報を得られるような行動を心がけるようにしてみましょう。

まとめ

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ワイン会は、自分が楽しめればよいだけの会ではありません。

参加者全員、そして関係者も気持ちのよい雰囲気づくりができる人が好まれます。

ぜひ、本記事を参考にワイン会での振る舞いをチェックしてみましょう。