ワインコンクールで高得点は買い!?その違和感を考える!

世界には、数多くのワインコンクールが存在します。
その基準は主催する側に委ねられていますが、ワイナリーとしてはその評価軸が売り上げに直結するため、出品し続けている場所も少なくありません。
一方、ブラインドで評価されるケースもあり、一躍世界で有名になるワイナリーもあるようです。
ワインコンクールにもさまざまな種類が存在しますが、どこまでこれらを信じるべきなのでしょうか。その基準について考えます。

ワインコンクールで高い評価は信じられるのか
ワインコンクールと呼ばれるものが、近年増えてきました。
「IGP ワイン コンクール」、「インターナショナル ワインチャレンジ」、「ヴィニタリー 国際ワインコンクール」、「サクラ ワイン アワード」、「シャンパン&スパークリングワイン ワールド チャンピオンシップ」、「ワイン スペクテイター(評価点)」など、ワインコンクールもさまざまです。
これらで高い得点を獲得したワインは、“〇〇で何点を獲得!”といったかたちでアピールされていますが、中にはそういった売り方を毛嫌いする消費者もいます。
本当に美味しいのかというよりかは、どれだけ忖度があるのか、その裏側について知りたいのかもしれません。
ワインコンクールには必ず審査員が存在しており、だからこそ一定以上の水準は期待できます。
しかし、問題は消費者がどういった意味でワインを購入しているのか、そこが合致するか否かを考慮しなければなりません。

ワインを購入する目的
ワインを購入する際、誰もが美味しいワインを飲みたいといった目的でそれらを購入しようとするでしょう。
そんな時、上記でお伝えしているワインコンクールで高得点を叩き出したワインは注目に値しますし、そうでないワインと横並びで売られていたら手を出したくなるのは当然でしょう。
しかし、普段からワインを飲まれている方の場合、ワインを購入する際の目的が、ただ美味しいワインを飲みたいではないケースが多いです。
今日は和食に合わせたいからどのワインを選ぶのか、ワイン通の友達が自宅に遊びに来るからその人と楽しみながら飲みたい、新たな産地を開拓したいなど、そこでワインコンクールでの評価はあまり関係ありません。
もちろん、高得点と記載されていれば手が伸びるものの、それが評価軸になるかは確定的ではないでしょう。

日本ワインが優れている?
近年、日本ワインが世界で名誉ある賞を獲得しているケースが散見されるようになりました。
日本ワインはお土産ワインと言われていた時期もあり、そんな日本ワインがついに世界の名だたるワインコンクールで最優秀賞を獲得する時代になったのです。しかし、この快挙に違和感を感じている方もいるかもしれません。
そこまで品質が高いのか、エレガントで繊細であることが評価されているのか、はたまたなぜ大手メーカーが多いのか、どこか釈然としない方も多いでしょう。
さらに、ワインコンクールへの出品にお金やサンプルが必要となることなどから、違和感を感じている方も多いようです。
ワインコンクールでの高得点はワインを選ぶ上で魅力的な指針となる一方、どこまでそれを信じられるのか、わからないといった視点を持つ愛好家も多いためグレーゾーンな評価と言えるでしょう。
注目はすべきですが、全てを鵜呑みにせずに本当に自分が飲みたい、選びたいワインを手に取ることをおすすめします。

