今のうちにチェック!リグーリア州のワインはワイン会に最適!

リグーリア州ワイン1

何か魅力的なワイン産地はないかと思っている方は、イタリアのリグーリア州に注目してみるのもひとつの手段です。

イタリアワインというと、どうしてもトスカーナ州などの有名産地をチェックしてしまいがちですが、じつは知られざる産地はコスパも良く注目です。

ワイン会を主催する人なども、ぜひリグーリア州に注目してみましょう。

ほかとは被らないネタが提供できる

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そもそも、イタリアワインがお好きな方でもリグーリア州を知らない方が多いようです。

それもそのはず、リグーリア州はイタリア全土で下から数えて2番目といった少ないワイン生産量であり、日本はもちろん地元以外でワインを入手するのが困難な場所としても知られています。

とはいえ、イタリアワインにこだわるショップやネットでは購入できるため、絶対に入手できないワインではありません。

冒頭でお伝えしているように、ワイン会を主催する人などは、そのネタにいつも困っていることでしょう。

「またボルドーか、ブルゴーニュか、カバか…」など、同じネタでどこまで工夫できるか、そんなことばかりを想像しているかもしれません。

しかし、リグーリアはほかとかぶることがほとんどなく、むしろ新しい産地として参加者たちも目を光らせるはずです。

ほかとかぶるようなワイン会は避けたい。そんな方には、ぜひおすすめの産地です。

日本人に合う味わい

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とはいえ、リグーリア州ではどんなワインが生産されているのでしょうか。

リグーリア州は、イタリアの北西部に位置する産地であり、周囲をイタリア国内の銘醸地、フランスに囲まれている希有な産地です。

さらに、南部はほとんど海沿いといったところから、ブドウ畑自体がとても少ないことで知られています。

旅行好きの方であれば一度は聞いたことがあるかもしれませんが、あのチンクエテッレが位置する場所でもあり、あの断崖絶壁の場所から最高品質のワインが多く生産されているのです。

赤ワインよりも白ワインが多い傾向ですが、どのワインもエレガントで塩味とミネラル感を感じる、日本人好みの味わいが特徴になります。

さらに、チンクエテッレは白ワインが多く生産されている場所ですが、果皮と一緒にブドウを醸すことが多いため、オレンジがかった、「オレンジワイン」風の白ワインがメインです。

つまり、日本人が好むエレガントながらミネラル感のある味、オレンジがかった今流行りのワインがリグーリア州では、手に入れることができるわけです。

おすすめは食事とのペアリング

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リグーリア州を代表するDOCワインは、主に上記のチンクエテッレ、そして赤ワインのロッセーゼ・ディ・ドルチェアクアDOCです。

赤ワインは、土着品種であるロッセーゼが使用されており、果実味とスパイシーさ、そして繊細な酸とタンニンが特徴になります。

赤ワインなので、肉やトマトソースが合いそうですが、ハーブのニュアンスやミネラル感もあるため、ピザで魚介を使ったものやジェノヴェーゼソース、ハーブをたっぷりと使ったものなどと相性が抜群なのです。

もちろん、ミートソースにも合うのですが、どちらかというと豚肉をハーブ、野菜で煮込んだような料理がおすすめでしょう。

日本人にも人気の食事、食材と必ずといってよいほどに合うことから、ワイン会もペアリング会にするとより盛り上がるかもしれません。

一方、白ワインは柑橘やハチミツといったニュアンスがあり、海のワインらしい塩味をやや感じます。

そのため、刺身や寿司、ちょっとイタリアンに寄せた魚介類の料理との相性が良く、こちらも女性・男性問わず喜ばれるのではないでしょうか。

まとめ

今、リグーリア州は世界で広く注目されている産地です。しかし、日本ではまだまだ認知度が低いことからも、今がチャンスです。

ぜひ、チェックしてみてください。