ワイン仲間と盛り上がろう!月1回のブラインドテイスティングがおすすめ!
ワイン仲間たちとワインを使って楽しく過ごしたい。
そういった方は多いはずです。
ワインは人との仲をより深めてくれる魅力的なお酒であり、世界中にファンがいる稀有なお酒といえます。
さて、そんなワインを楽しむのであれば、ただ無駄に飲み続けるのではなくブラインドテイスティング大会を月に1回は開催しましょう。
ブラインドテイスティングをすることにより、確実にワインへの対応や知識量が変わってきます。
本記事では、月1回のブラインドテイスティングをおすすめする理由を紹介していきましょう。
ブラインドテイスティングとは?
そもそもブラインドテイスティングとは何か、よくわからないといった方もいるでしょう。
ブラインドテイスティングとは、ワインの銘柄などを伏せた上でテイスティングし、どんなワインを飲んでいるか当てる楽しみ方です。
ブラインドテイスティングで勘違いされているのが、「そのワインを当てる」といった部分にあります。
たしかに、ブラインドテイスティングしたワインを当てられたら素晴らしいですが、大切なことは答えを導くためのアプローチです。
それについては、下記でより詳しく解説していきましょう。
知識をつける必要がある
例えば、ブラインドテイスティングでシャブリのグランクリュの白ワインを利用したとします。
当然、テイスティングする側は何を飲んでいるのか理解できていないことから、白なのか赤なのかすらわかりません。しかし、大切なことはここからです。まず、香りをとった際にシャルドネであることを発見するためには、膨大な数のシャルドネを飲み比べておく必要があります。
さらに、シャブリのように痩せた土壌かつミネラリティがあると表現される香りの特徴から、産地を絞っていくこともできるでしょう。
口に含んだ際、その熟成度や風味のバラエティ、余韻の長さなどから熟成年数、さらに一般的なシャブリなのか、プルミエクリュなのか、グランクリュなのかを判断する能力も必要でしょう。
仮に、目の前のワインがシャブリのグラン・クリュで2年熟成されたものであれば、それを導くための知識が必要です。
完全に当てる必要性ではなく、そこにたどり着くまでのアプローチが大切です。
惜しい、そこが違ったなど、そういった部分を反省しながらより勉強するといった形で楽しむことがおすすめです。
月1回である理由
ブラインドテイスティングは、ただ闇雲に行えば良いというわけではありません。
上記でお伝えしたように、ブラインドテイスティングを成功させるためにはある程度のワインの知識が必要ですが、プロフェッショナルでも限り、毎日数本のワインをチェックすることは個人にはほぼ不可能といえます。
例えば、ワイン仲間でいつもお酒を楽しんでいるとした場合、翌月のテーマを決める形でブラインドテイスティングを開催してみましょう。
来月は、ボルドーの右岸と左岸のブラインドテイスティング。そういったテーマを作ることで、一ヶ月かけてそのワインを多少飲んだり勉強する時間が取れます。
各々がそのテーマに即したワインをしっかりとチェックし、さらに飲み比べていくことで当日の開催がより盛り上がるのです。
また、バラバラの品種を集めてブラインドテイスティングをするのは、あまり意味がありません。ほぼ当たらないため、面白いと感じられないでしょう。
上記のようにボルドーの左岸や右岸、さらにアメリカかフランスかといった、漠然とわかりやすいワインでブラインドテイスティングを行うようにしましょう。
月に1度開催かつ、多く得点を集めた人には景品を渡すなどゲーム感覚でワインを学んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
ブラインドテイスティングというと、ワインのプロたちが行っている高次元のテイスティングと思われる方もいるでしょう。
しかし、どんな方でもコツさえ掴めば産地や銘柄、品種くらいは当てられるようになります。
月に1回だけでも、気軽にブラインドテイスティング大会を開催してみましょう。