メリットだらけ!飲んだワインを記録する魅力とは?
近年、どんどん増えているのが飲んだワインを記録するアプリやサイト。
少し面倒な気持ちもあるものの、自分がどんなワインを飲んだか、他人がどんなワインを飲んでいるか判断できる記録帳のような役割を持っています。
さて、じつは自分が飲んでワインを記録するといった行為はとても重要です。
ワインに詳しくなりたいと思っている方のために、ワインを記録するメリットをお伝えしていきたいと思います。
面倒な手間で覚える
古くはワインを記録する場合、写真を撮影して自分でノートに書いていたといったことがあったかもしれません。
しかし、今ではスマートフォンアプリで写真撮影し、すぐにそのワインの情報を記入できることから、昔より断然手間は省けているはずです。
しかし、一方でわざわざ飲んだワインを記録するなんて面倒過ぎる…と思う方も多いでしょう。しかし、ここがポイント。
人間、面倒な手間をかけるとしっかりと記憶に残り、飲んだワインのことを意外にしっかりと覚えているものなのです。
“昔たしかブルゴーニュのマルサラのワイン飲んだな…”といった曖昧なものではなく、しっかりとドメーヌまで覚えているのです。
テイスティングできるようになる
ワインテイスティングは、ワイン好きにとってある意味で一番の楽しみ。
外観からいろいろと判断し、香りと口当たり、風味、余韻などをしっかりと言葉で発せられるとスマートな印象を与えることができます。
しかし、一方でテイスティングの難しさは、“目の前のワインをテイスティングしよう”と本気で思ってかからないと全く覚えないといったところ。
例えば、個性のバラバラなワインを真剣に10本テイスティングした人と、10年何も考えずお店でワインをバカ飲みしている人がいたとしましょう。
誰もがワイン通は後者だと思うかもしれませんが、じつはワインテイスティングがしっかりとできているのは前者です。
ワインテイスティングはしっかりと脳で記憶する必要があり、さらに声に出したり記録することで自分自身の舌や感覚が磨かれていきます。
ワインを記録するということは、テイスティングもしっかりとして記載せねばならず、結果気づくとかなりの腕前になっている…なんてことが起こるのです。
お気に入りのお店が見つかる
ワインを記録するということは、もらいものもある一方、ほとんどが自分でワインを購入して記録するといったことになるでしょう。
最初は同じ家でばかり購入していたかもしれませんが、少しずつワインの幅を広げたいとさまざまな店舗で購入しだすはずです。
例えば、1年間しっかりとワインを記録していればそこそこのストックがたまるでしょう。
その時、振り返って自分が美味しいとか好評価をつけたワインは、どこの店舗で購入履歴が多かったかも振り返ることができます。
“とくに気にしていなかったけれど、自分はどうやらあの店舗の白ワインの品揃えが気に入っているようだ”といった形で、お気に入りの店舗を見つけることができるのです。ワインファンにとって行きつけやお得意先のお店があることは誇らしいもの。
これもワインを記録する意味では、とても重要なメリットになるのです。
ワインが楽しい存在になる
ワインを記録することでももっとも大きなメリットは、やはりワインといったお酒が楽しい存在になるところです。
最初はノリもあるかもしれませんが、だんだんと義務感が生まれ、次により良いワインを探すようになっていきます。
気がつくといつもワインのことを考えている人間となっており、ワインが完全に日常に溶け込んでいることに気がつくはずです。ワインを愛するためには、ワインをしっかりと飲むしかありません。
しかも、毎日しっかりとワインを愛しながら接することも重要。