憧れの大人買い!ワイン通が楽しみたい大人買いとは!?

ワイン大人買い1

おかしの世界にも大人買いという言葉があるように、ワインがお好きな方であればワインの大人買いに挑戦したいと思っているのではないでしょうか。

しかし、ワインの大人買いというと無謀に高級ワインを購入するといったかたちで、さほど珍しいことではありません。

お金さえ出せば叶えられるという大人買いではなく、そこには何か付加価値がついていないと面白くないでしょう。

ここでは、ワイン好きだからこそやってみたいワインの大人買いについて考えます。

12本のケース買いで毎年楽しむ

ワイン大人買い3

ワインを購入する際、基本的にはその日に飲みたい1本を購入すると思います。

ワインショップでお気に入りの1本を探している最中、箱に入ったワインを品出ししているスタッフを見ることもあるでしょう。

ワインは1ケース12本入っており、そこから市販するワインをスタッフは並べています。

さて、ワインの大人買いをする際、1ケースで揃えてみましょう。

“1ケースワインを買うなんて珍しくない”と思われる方もいるでしょう。

しかし、ワインに詳しい人はここで頭をひねります。まず、その1ケースの中身のワインは同一銘柄・同一ヴィンテージです。

そして、それを毎年1本ずつ飲んでいくのです。

要するに、12年分のワインの熟成度合いを試していくという、非常に贅沢な飲み方となります。

とくに未知数な日本ワインなどは12本を熟成させた時、どうなっているのか楽しみですよね。

これぞ、大人買いといった楽しみ方ではないでしょうか。

投資してみる

ほとんどのワインが早飲みワインであり、一部のワインを除けばカジュアルな価格で購入できるものばかりです。

そしてワインには賞味期限はないもののピークを過ぎれば経年で品質が低下していくため、売ったとしても大した価格になりません。

一方、ボルドーの5大シャトーやポムロールの高級シャトー、シャンパーニュの高級メゾンのミレジム、ブルゴーニュのグラン・クリュレベルのワインは、正しく熟成させていれば年々金額が高まります。

資産価値があり、だからこそ世界中のセレブが投機目的でワインを購入しているのです。さて、ここで大人買いです。

例えば、まだ熟成もされていない若いそういった高級シャトーを5から10年後に売却するために購入してみるのも良いでしょう。

富裕層の世界と思っている方もいますが、1本10万円で購入できるワインも珍しくありません。

投資だと思えば、決して高い買い物ではないでしょう。

ワインファンにとってあまり嬉しくないかもしれませんが、現実問題ワインはそういった側面でも取引されています。

それを理解した上で、大人買いしてみても良いのではないでしょうか。

樽のオーナーになる

ワイン大人買い4

日本ワインを中心に、じつは樽のオーナーを募集しているワイナリーも珍しくありません。

ブドウの苗のオーナーというのも面白いですが、本当にワインになるか不明ですし、美味しいかどうかの担保はありません。

また、共同オーナーとなる場合も多いことから、そこまで特別感がないでしょう。

一方、樽のオーナーというのは樽を1つ購入するといった買い方であり、そこで仕込まれたワインは全てオーナーのものです。

酒販免許があれば販売もできますし、そうでなくても全て自らが熟成させたりパーティーに利用することができるでしょう。

どういった仕込みにしてほしいなど、そういったわがままを聞いてくれるワイナリーも多く、まさに自分だけのワインを大人買いできる嬉しいサービスと言えるでしょう。

ぜひ、これら大人買いでワインを思い切り楽しんでみてはいかがでしょうか。