フードペアリングが難しいならコレ!オリーブオイルがあれば無敵!?

フードペアリング1

ワインを思い切り楽しむなら高級ワインを追いかけ続けるのではなく、自宅で楽しくペアリングを楽しむのが最も良い方法です。

しかし、初心者にとってワインと食事のフードペアリングは簡単なものではなく、単純に肉に赤ワイン、魚に白ワインといった選び方では失敗してしまうことがほとんどです。

では、諦めるべきなのかというとそうではありません。もっと単純に、もっと簡単にワインペアリングを楽しむ方法があります。

それが、とにかくオリーブオイルを揃える。これだけです。その理由についてお伝えしていきましょう。

フードペアリング2

言われているペアリングで失敗する理由

ワインと料理をペアリングさせる場合、とにかく語り尽くされたテクニックを駆使するといった方が多いでしょう。

冒頭でお伝えしたように肉には赤ワイン、魚には白ワイン、チーズがあればワインを合わせるといった具合に、今まで長きに渡り伝えられ続けられてきたペアリングを試そうと考えている方が多いはずです。

たしかに一理ありますが、必ず失敗します。

その理由として、油分が少ないフルーティーな肉であれば赤ワインと喧嘩する可能性がありますし、魚と白ワインとはいえ魚の調理方法や種類によっては口の中でバラバラになってしまい、むしろ最悪な結果を生み出すでしょう。

チーズ自体にも豊富な種類があり、チーズが強いのに爽やかな白ワインであれば微妙ですし、チーズ自体は味わいをふくらますといった意味から日本酒とのペアリングが示唆されているほどです。

つまり、ワインと料理のペアリングを楽しむ場合、それなりのテクニックが必須であり、単純に食材だけで合わせるのは難しいということになります。

フードペアリング3

オリーブオイルが無敵な理由

さて、そうなると初心者にはワインペアリングは、ほぼ不可能と考えてしまいます。

たしかに、確実なペアリングを楽しむのであれば専門店に行ったりソムリエの提供するペアリングを楽しむにこしたことはありません。

しかし、毎日そういった体験は難しいですし、自宅で気軽にワインと食事のペアリングを楽しみたい方がほとんどでしょう。

そこで、おすすめなのがオリーブオイルです。

ワインがおいしい産地はオリーブオイルも有名であることから、郷土における共通性があるとも言えますが、基本的には酸味と油分、フルーティーなニュアンスがワインと抜群に合うからです。

オリーブオイルはごま油のようなクセはないものの、フレッシュで甘く、ナッティーな香りがあります。

その香りはどんな食材につけてもオリーブオイルの味わいになり、結果的にサラダも肉も、魚も種類や調理法問わずオリーブオイルの味わいになってしまうのです。

もちろん、これだけの方法だと雑な印象かもしれませんので、より詳しく下記で解説します。

フードペアリング4

口内を変化させる

オリーブオイルを口に含んだ時、口内はオリーブオイルでコーティングされたような状況になります。

ワイン特有のアロマや酸味、タンニンなど、そういった要素を全てオリーブオイルが包み込んでくれるため、どうしてもワインとペアリングしてしまうのです。

さらに、タンニン、つまり渋みのもとオリーブオイルの油分と組み合わさると結合し、むしろフルーティーさを引き出すといった研究があります。

赤ワインと魚であっても、オリーブオイルをたっぷりと使えばむしろ爽やかなペアリングになってしまうわけで、安心してワインペアリングが楽しめるのです。

もちろん、クセが強すぎる料理は別ですが、それでもオリーブオイルのおかげでかなりペアリングしやすくなるのはたしかでしょう。

ぜひ、試してみてください。