お鍋に合うワインを考える
え、ワインってお鍋に合うの?ちょっとイメージつかない、という方が多いと思います。
おっしゃるとおり、そう思われても当然です。私もそう思っていましたから。それに、はふはふ熱くなったお口を癒してくれるのは冷たいビールと信じ込んでいました。では、お鍋に合うワインのマリアージュをご紹介しましょう!
アナタは料理がお得意?
くわしくお話する前に…『男を掴むなら、まず胃袋を掴め』と言う言葉があります。少しお話聞いて下さい。その『男を掴むなら、まず胃袋を掴め』の胃袋神話ですが、なんと男性の70.6%が認められたそうです。また、72.4%の男性が「料理ができない女性との結婚は考えられない」という結果が。(マイナビニュースより)ドキッとされた女子必見です。
この記事を読んで、だんぜん差を付けちゃいましょう。
料理が苦手!と思われたあなたへ
ちなみに私も、お料理は苦手です。ワインと合うお料理を知っていても、それを人さまにお伝えすることができても、自分では「凝ったお料理」は作りません。手作りするのは簡単なおつまみのみです(笑)
私はワイン飲みつつ楽しむ派ですから、安心してください。 それこそ「凝ったお料理」はシェフさんにお任せしちゃいましょう。今流行りのテイクアウトでも良いですしね。
ただ、お料理に合うワインのマリアージュ(ペアリング)を知るとガゼン有利です。それって、たった3つのコツだけ知ればいいんです!
その3つ「コツ」を知ることで「ペアリング力」が一気にあがります。別に「料理時間」を増やす必要も、別に「料理教室」に通う必要もないです。(もちろん習われたら完璧ですっ)
「ペアリング力」がUPすれば、別にお料理は頑張らなくていいんです。ワインとお料理の「組み合わせ」ができれば”夢のように美味しくなる”んです♪まるで魔法?いいえ、その組み合わせには「型」があります。初心者さんでも大丈夫です。その型にただ、はめ込めばいいんです。でも、その「型」って??
全ての女子が知りたくなったと思いますが…なんと、ここで文字数オーバー!ということで…ペアリングは次回、乞うご期待(笑)
お鍋は、具を切って盛るだけと侮るなかれ。鍋物はお料理のひとつと私は断言します!寒い日々、カラダもココロもぽかぽかになるお鍋。ひとりではなく友人や恋人、仲間と味わって倍倍にふくらむ楽しさ。素材の旨味が生かされた美味しさ!〆はぞうすいでもうどんでもラーメンでもOKなんて最強過ぎます(笑)料理苦手な女子でも是非チャンレンジしてみてください。
実践!お鍋とワインの最高ペアリング
①海鮮たっぷりのお鍋
カキや海老、白身魚などたっぷり入ったお鍋には、「白ワイン」がオススメです。冷やしめにしてキリッとした酸味のある白ワインといっしょに楽しみしょう。
②寄せ鍋
鳥肉やエビやカニなどの魚介、白菜、ニンジン、きのこや野菜などいろんな素材の持ち味が楽しめる寄せ鍋。ここは万能選手「ロゼワイン」に活躍して頂きましょす。程よい酸とコクが様々な食材と相性バツグンです。
③しゃぶしゃぶ
豚や牛をたっぷり楽しめるしゃぶしゃぶ。ボリュームもあり、きっと多くの方が好きなお鍋です。ポン酢やゴマだれ…つけだれの味わいの変化が楽しめるのもしゃぶしゃぶの魅力です。そんなしゃぶしゃぶには「軽めの赤ワイン」がぴったりです。軽く冷やして酸味を引き立たせて「ポン酢」と。温度を上げて「ゴマだれ」といった感じで一本で2度おいしい、お得ペアリングですね!
④すき焼き
お醤油と砂糖をしっかりと効かせた濃厚すき焼き。がっつりご飯で…と思われるかもしれませんが、まずワインとのペアリングを試してみてください。相性がいいのはなんと!「フルボディの赤」。しっかりとした濃いめのものがよく合います。とろとろ濃厚すき焼きに敗けない強さと美味しさです!
⑤味噌味のお鍋…ちょっと番外編?
ところで、あなたは「オレンジワイン」をご存知ですか?柑橘類のオレンジが入っているわけではなくて、 白ワイン用のブドウを赤ワインの作り方で醸造したものなんです。それが、オレンジワイン。ぎゅっと凝縮されたブドウのうま味とほろ苦さのある「オレンジワイン」と味噌の甘みやコク、滋味深い味わいが実に最高です!
以上、5つのペアリングをご紹介しました。あなたはどのお鍋とワインを楽しみたいですか?ただ、具を切って盛るだけと侮るなかれ。相性の良い美味しいワインと共におもてなしをしたら、きっと「料理上手な女子」と思われることまちがいなし。どうぞお励みなさいませ!
(WineLife専属ライター Y)