ワインを飲んで脳活!ワインは美味しいだけではない嬉しいお酒!
ワインと精神。そんな話をどこかで耳にしたことがある方も多いかもしれません。
事実、ワインは単純にお酒として美味しく飲めるアイテムですが、飲み方によっては脳を適度に刺激してくれることで知られており、認知症までをも防ぐ可能性が高いとまで示唆されているようです。
もし、これからも健康を維持し続けながらワインを楽しみたいといった方は、ぜひ本記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。
違いを真剣に学べるお酒
近年、ワインのようにテロワールやアロマホイール、さらに醸しの違いなど、同じようなお酒ではなく個性をアピールしたような酒類が増えてきています。
日本酒をはじめ、ウイスキーや焼酎、泡盛、ビールも同様です。しかし、同じ原料で同じカテゴリのお酒、さらにその原料もひとつのみといったお酒は恐らくワインしかありません。
その多様性はほか酒類の追随を許すことなく、ソムリエといったワインを選び提供するだけの仕事すら存在するのですから偉大です。
さて、そんなワインの面白さは多様性であり、それを学んだ上で香りや味わい、品種、熟成期間を考えることができるところが特徴と言えるでしょう。
「ワインは難しくない」といったことを伝える有識者も多いですが、ワインは学ばなければ一生理解することができないお酒です。
フランスから学び、品種個性を知り、さらにそこから熟成やら何やら学ぶ必要があります。
それを苦痛と感じる方もいる一方、「おもしろさ」と考える方もおり、それだけで脳が活性化されることは間違いないでしょう。
常に脳を使う
ワインにある程度慣れている方であれば、ワインを飲む上でテイスティングをしっかりと楽しんでいるはずです。
まずは外観をチェックした上で香り、口当たり、余韻などをチェックすることでしょう。
また、一歩進んだかんがえ方ができる方であれば、そのワインの特徴からペアリングを探し出すかもしれません。
ワインと真剣に対峙した時、私たちは五感をしっかりと使っているため、脳のさまざまな部位が活動的になっています。脳はもちろん、体も使わなければどんどん衰えていきます。
この部分はもうこの肉体には不要であると各部位が判断し、どんどん衰えていってしまうのが人間の怖さでもあり、面白さ。
一方、ワインを常日頃から真剣に飲んでいる方の場合、常に脳内が活発に動いているわけですから、使っていない人と比較すると非常に若々しい状態を保つことができる可能性があるのです。
声に出すことでさらに脳活に!
私たち人間は、意思疎通をさまざまな言語を使用しながら取ることができます。
そのため、同じワインであっても捉え方ひとつで色々なものに例えることができたり、目の前にいる人もその味わいを理解できるような共通言語を探し出すことができるのです。
さて、よりワインを飲んで脳活をしたいといった方は、できるだけ知人や友人、ワイン好きの人と一緒に飲むことをおすすめします。
やはり、考えたことをアウトプットしないことには、私たちの脳は活性化していきません。
自分が捉えたワインの特徴をしっかりと声に出し、さらに相手と意見し合うことは脳にとってとても楽しい時間です。
最もよくないお酒の飲み方があるとすれば、一人で何も考えずにただひたすらアルコール摂取を目的に飲むといった行為でしょう。
アルコールの過剰摂取につながったり、脳を使わない分、衰退していく一方かもしれません。
私たちにとって、ワインは美味しいだけではない、魅力的な存在であることをあらためて覚えておくと良いでしょう。