ワイン会が盛り上がること間違い無し!「プロセッコ」のすすめ!
泡好きの人たちでワイン会を開催する際、「プロセッコ」がおすすめです。
プロセッコとは繊細な泡と柔らかな口当たり、フレッシュな味わいが人気のイタリアのスパークリングワイン。
フランチャコルタと呼ばれるイタリアのスパークリングワインよりカジュアルなため、気負わず気軽に楽しめるメリットがあります。
ここでは、イタリアのスパークリングワイン「プロセッコ」についてお伝えしていきましょう。
「プロセッコ」の造られる場所
「プロセッコ」は、イタリア・ヴェネト州の一部で造られているスパークリングワインで、30,000haを超える3つの産地で分類されています。
数多くの生産地があるものの、中でもコネリアーノからヴァルドッビアデーネの「プロセッコ」は評価が高いことで有名。標高が高く傾斜も南向きであることから質の高いブドウが収穫できるといわれ重宝されています。
一口で「プロセッコ」といっても、その品質には違いがあることを覚えておくとよいでしょう。
「プロセッコ」の格付け
前述したようにプロセッコ」は広大な産地で生産されていることから、格付けも存在しています。
プロセッコ DOCがもっともカジュアルな格付けとなっており、その上にコネリアーノ・ヴァルドッビアデーネや、アゾーロ・プロセッコといったDOCG、そして最上級がリヴェ(Rive)」と「カルティッツェ(Cartizze)」といったものです。
前述した古くからプロセッコを造り続けてきた最高の畑で生産されている「カルティッツェ(Cartizze)」は、同じプロセッコであってもそのクオリティはシャンパーニュを凌駕するものであり、なかなか日本ではお目にかかれませんが泡好きなら一度は試す価値のあるワインといえるのではないでしょうか。
「プロセッコ」で使用するブドウ品種
シャンパーニュは、シャルドネとピノ・ノワール、ムニエといった三大品種が主要品種。
一方、「プロセッコ」にも特徴的なブドウ品種が使われており、その配分などで味わいの質が大きく変化するといわれています。
まず、「プロセッコ」に使われているブドウ品種がこちらです。・グレラ・グレラ・ルンガ・ヴェルディゾ・ビアンケッタ・ペレラ などです。
かなり数が多いことから味わいにブレが出そうですが、法律的に「プロセッコ」はグレラを最低85%使用することが義務づけられているため、ほかの品種は残り15%の使用となります。
ただし、それぞれの品種に個性があり、どれをどれだけ利用するかによって「プロセッコ」の味わいはかわってきます。
ヴェルディゾやペレラは甘口の「プロセッコ」を造る上で重要な品種とされていたり、土着品種ではなくシャルドネやピノ・ノワールといった国際品種のブランドも許可されています。
どの産地のグレラが使われており、さらにどんな品種がブレンドされているか意識するだけでも、「プロセッコ」の愉しみ方の幅が広がっていくのではないでしょうか。
「プロセッコ」の味わいの特徴
「プロセッコ」のスペックを知ることは重要ですが、ワイン会でやはり注目されるのはその味わいです。
「プロセッコ」最大の特徴は、12g/l 以上の残糖が最低でも残っているところで、ほんのりと甘さを感じさせます。
また、「プロセッコ」はシャルマ方式と呼ばれる密閉式の大型タンクで仕込まれることから、フレッシュでフルーティーな爽やかな香りを持つ傾向です。
「プロセッコ」はアルコール度数も低く、さらに甘さと爽やかさがあるので和食や軽快な食事にも合う、日本人にとっては嬉しいスパークリングワインといえるのではないでしょうか。
「プロセッコ」パーティーで盛り上がろう!
「プロセッコ」は、カジュアルな価格で手に入れることができる高品質なスパークリングワインです。