ワイン資格が欲しくなる!資格は必要?どんな勉強法が良い?
ワイン会に参加したりワイナリーを訪れたり、身内でワインを飲んだり、ワインに触れる機会が増えてくるとワインに関連した資格を取得したくなるかもしれません。
ワインを提供してくれるプロはソムリエやワインメーカーで、その姿に憧れ自分も資格を取って一段階上のランクに上がりたいと思うのは不思議ではありません。
しかし、ワインの資格を取得することに何か意味があるのでしょうか。また、そんなに簡単に取得できるものなのでしょうか。
本記事では、ワイン資格における取得のメリットや方法を解説します。
ワイン資格は必要か?
ワインを学ぶとなった際、多くの方は初心者でもわかるワインセミナーなどに足を運ぶかもしれません。
ちょっとした知識があるだけでワインの楽しみ方が変わってくるため、今後におけるご自身のワインライフに大きな影響を与えることでしょう。
ただし、そういったミニセミナーではワインのさわりや生産者の努力と哲学を知れるだけで、根本的なワインにおける知識を学べるという部分とは違いがあるようです。
そのため、意識が高い方はより高いレベルでワインを学びたいと考え、ワイン資格を取得しようと考えます。
しかし、ワイン資格を保有する意味はどこにあるのでしょうか。
もし、ワインを取り扱うお仕事をするのであれば、ワイン資格は保有していないより保有していた方が説得力があるためメリット大です。
ただし、ワインの飲み手であった場合はどこまで必要なのか考えるべきかもしれません。
資格はおまけ
ワインの資格を取得すれば、ご自身の中で大きな満足感を得られるでしょう。
ワイン好きの仲間たちにちょっと自慢できますし、ワイン会やワイナリー、プロの方にも一目おかれる事は間違いなさそうです。
ただし、大切なことはワインの資格を取得することではなく、あくまでワインの勉強をするといった行為であることを忘れないようにしましょう。
ワインの資格はさまざまありますが、一国に絞られたものでない場合、フランスやイタリア、スペインに始まりニューワールド、日本やブラジルなどのワイン新興国など全体的な知識を学ぶことになります。
また、ブドウの品種や醸造、細かなワイン法における地域差など、ワインのベースとなるような知識を徹底して学ぶことになるでしょう。
資格を取得するためだけの勉強は大学受験と一緒で、取得したあとに忘れてしまいます。
それを短期記憶と言いますが、大切なことは学んだことをずっと覚えて身につけておく、長期記憶としての学びです。
ワインの知識をしっかりと自分のものにする、そのベースの知識が半永久的に覚えていることの方が資格をいたずらに取得するよりも、ずっと大切なことであることを覚えておきましょう。
どう学ぶべき?
ワインの資格について学ぶ際、その学び方に悩んでしまう方は多いはずです。
多くの方は、有名スクールに通うことになるでしょう。その方法が最善ですが、スクールは高額な上に資格取得のための勉強であることから、ワインを学んでいるのか資格取得のために勉強しているのか、わからなくなります。
一方、テイスティングは実際に体験しなければならないため、そういった類の勉強はスクールなどがおすすめです。
個人的には、すぐに資格取得を目指すのではなく、時間をかけてじっくりと独学で学び、わからないことはネットなどで相談するなどしてピースを埋めていく方法がおすすめです。
自分で学ぶとわからないと思うかもしれませんが、わからないから調べる、結果覚えるといった構図になります。
ワインの知識を忘れない、身につけるための最善策だと思うので、ぜひ実践してみてください。